
外部の視点を取り込み、サイトの価値を最大化。「エンベデッド・ファイナンス」が届ける本当の価値とは?
公開日時:2025年1月27日
GeNiE株式会社は、toC向けサービスを提供している事業者向けに新しい金融サービスを提供することを目的に、三菱UFJフィナンシャル・グループ、アコムの社内ベンチャーとして2022年に誕生したフィンテックカンパニーです。
2024年現在は、日本国内において「エンベデッド・ファイナンス」事業を展開しています。
エンベデッド・ファイナンス(Embedded Finance)とは
https://www.murc.jp/library/terms/aa/embedded-finance/
エンドユーザーが自ら金融事業者にアクセスせずとも、普段利用している非金融事業者の提供するサービスから利用できる金融サービスのことを指す。
(中略)
近年、小売企業や自動車メーカー、通信サービス企業等、さまざまな企業が金融サービスに参入しており、これらの企業が提供しているものが、Embedded Financeである。
「エンベデッド・ファイナンス」は国内においてまだまだ認知は広まっていない事業領域のひとつではありますが、Eコマース(EC)をはじめ、各種サブスクリプションサービス、旅行業界、物流、ヘルスケアなど、さまざまな業界で活用されはじめており、今後さらなる飛躍が期待されています。
>GeNiE株式会社様が運営する「マネーのランプ」ウェブサイトはコチラから!
https://genie-ml.com/
-スゴサイを導入いただいた背景を教えてください

弊社は、企業が自社のプラットフォームやアプリに金融サービスを組み込む、組込型金融サービス「マネーのランプ」を提供しています。
このサービスは「エンベデッド・ファイナンス」と呼ばれ、顧客体験の向上や新たな収益源の創出を可能にします。一方で、日本国内では未だ「エンベデッド・ファイナンス」の認知度が低く、この点が課題となっています。
加えて、これまでの弊社のウェブサイトでは「マネーのランプ」のサービス内容が十分に伝わっていませんでした。ホームページ内の回遊性や情報の一貫性が乏しかったため、リニューアルを検討していたところ、それまでお付き合いのあったPRエージェンシーの担当の方からスゴサイをご紹介いただきました。

すべてを事細かに話さなくても、汲み取ってもらえる心地よさ→スゴスギ!
ーウェブサイト完成までのプロセスを通して、特に印象に残った点はありますか?
今回のリニューアルにあたり、最も重要な「キーメッセージ」の検討にあたって、スゴサイの「スゴスギ!」を実感できました。
ずばり「考え抜く頭脳と、捻り出す気合い」がスゴサイのディレクターさんの底力なのかもしれません。
実は、最初に提案いただいた内容は私の想定と少しズレていたんです。そこで短いディスカッションを踏まえて改めてリサーチをいただいた結果がスゴスギました。

エンベデッド・ファイナンスに関する外部の文献やオンラインの情報を網羅しながら「そもそもどういうメッセージを織り込むべきか」を徹底的に考え抜いていただきました。
たとえば、公開されたサイトの「お客様の「ほしい」瞬間、逃していませんか?」というフレーズは、当時私たちの社内からはでてこなかった言葉であり、スゴサイのディレクターさんが考え抜いてくれたからこそ生まれたものです。
社内だけでは生まれてこなかった本質的な価値や強みが浮き彫りになった瞬間でした。

ー生まれ変わったウェブサイトはいかがですか?

キーメッセージの選定を通して、わずかなヒントから的確に意図を汲み取ってくれていることを実感していましたが、ウェブサイトの構成を考える際にも、その実感が一層強くなったことを覚えています。
最終的に、コーポレートサイトのほかに、法人専用サイト、ユーザー専用サイトを作成いただいたので、ユーザーやニーズに応じて圧倒的にわかりやすい構成になったと感じています。
特に、ユーザーは企業のプラットフォームを通じてローン契約を行うため、契約後も弊社に対する認知度が低いことが前提となります。そのようなユーザーに対しても、専用サイトを通じてエンゲージメントを維持し、信頼と安心感を提供できるようになりました。
このように、課題に対する解決策を模索するうえでも、弊社目線だけでなく、ユーザーと弊社の双方にとって最良な形に導いていただけたのもとても有難かったです。

ーウェブサイトのリニューアル後、反響はありましたか?
嬉しいことに、ウェブサイトからの資料ダウンロードやお問い合わせが毎日届くようになりました!これまではほとんど問い合わせがなかったため、弊社や「マネーのランプ」に興味を持っていただけるようになったことが、最も大きな変化です。また、関係者からも「ウェブサイトが非常にわかりやすくなった」と評価される機会が増えました。
当社のウェブサイトでは、SEO対策として大量の記事をつくることもなければ、広告をガンガン打つようなことも行っていません。
それでも「わかりやすく伝えること」、「信頼を高めていただくこと」にこだわった今回のリニューアルプロジェクトは、結果として当社の認知を大きく広げることにつながったと実感しています。
「調査レポート」の制作を通じ、大手とのアライアンスをいち早く実現
ーサイト完成後、姉妹サービスの「スゴシリョ」にも調査レポートの制作をご依頼いただきました
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000132069.html
クラウドソーシング企業様との協働プレスリリースを発表するために、客観的なファクトデータを収集することを目的として、アンケート調査を依頼させていただきました。
ウェブサイトのリニューアルと同じプロセスですが、まずは調査のコンセプト・上流の企画・仮説出しからお願いをしたところ、今回も徹底したリサーチを行っていただけたことを覚えています。
サイト制作とおなじディレクターの方に立っていただけたので最初から安心感があり、当社の事業についても深く理解いただけていたことはとても助かりました。
サイト、資料、調査レポート、プレスリリース…。通常であれば依頼先や窓口がバラバラになってしまうところ、信頼できるディレクターさんにまるごとお願いできる体験はスゴスギました!

ー今回の調査レポートはどのような成果を生み出しましたか?
調査結果は最終的なプレゼンテーションの場でも利用させていただき、結果として無事にフリーランス向けの金融事業の協働検討に関する基本合意書の締結に至りました。


今回、2件のアンケート調査を依頼しましたが、ともに有意な結果を得ることができ、現在では営業活動において自信を持って活用しています。
ーどのような企業におすすめしたいですか?

特に、ウェブサイトにおいてメッセージが伝わっていないと感じる企業にすすめたいですね。
全体を通して少しのヒントでこちらの意図を汲み取り、徹底的なリサーチを通じて周辺知識を習得したうえで、本質的に何が最良かを一緒に追及し、導いてくれる。担当ディレクターのお人柄も本当に良かったですが、回を重ねるごとに当方の意図を汲み取り提案をしていただける心地よさと、圧倒的な信頼関係が生まれていました。
ぜひ、自分たちの想いが言語化しきれていないと感じる企業に「スゴサイ・スゴシリョ」をおすすめします!
GeNiE株式会社
BizDev Div / Alliance Senior Manager高田順矢 様
2009年アコム株式会社に新卒入社。同社にてCS部門を9年経験し、マネジメントへ昇進。その後、財務部(銀行との調達交渉)、人事部(研修企画)を経て、2023年1月にGeNiE株式会社にJoin。GeNiEでは、BizDev.Allianceチームの次長として、数々の提携先とのアライアンスを実現。
GeNiE株式会社の公式ウェブサイトはこちらです。
https://genie-ml.com/
