
丁寧な事前準備と「逆算」のディレクション!1ヶ月半で説得力のある調査リリースを制作・配信
公開日時:2025年3月28日
キャディ株式会社は、「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」をミッションに掲げ、点在するデータ・経験を資産化し、新たな価値を創出する「製造業AIデータプラットフォームCADDi」を開発・提供するスタートアップ企業です。「製造業データ活用クラウドCADDi Drawer」や「製造業AI見積クラウド CADDi Quote」を日本をはじめアメリカ、ベトナム、タイを含む4カ国で事業を展開し、製造業のグローバルな変革を目指しています。
【製造業の知見継承調査】「2025年の崖」の解決策、「属人化からの脱却」が1位
「繁忙期でも安定的に発信したい」制作実績から見えたスゴシリョのサービス品質が、導入の決め手に
-スゴシリョを導入されたきっかけを教えてください
当社では、「働き方」「調達」「セキュリティ」など、製造業の方々をターゲットとした調査コンテンツを年に数回にわたって制作・発信してきました。
これまでは全て社内で制作していましたが、定期的かつ安定的に発表を続けていくことに課題を感じていました。多岐にわたる広報PR業務の繁忙期の波になるべく左右されずに継続的にコンテンツを発信するための体制づくりを検討していた際にスゴシリョを紹介いただいたのがきっかけです。
これまでの制作実績を見せてもらったところ、制作したコンテンツの質もさることながら、事前の仮説設計やメッセージの磨き込みなど、裏側の作り込みをしっかりしている印象をもち、まずは1本コンテンツを依頼するところからお願いしました。

「2025年の崖=製造業の知見継承」をテーマに調査を行うことは決めていましたが、具体的なリサーチや調査設計などは白紙に近い状態でのスタートでした。
効果的な調査リリースを実施する上で、社会の時事ネタとしてタイムリーかつ価値のある調査を実施すること、また自社のサービスや会社の方向性にリンクした切り口や文脈を企画してそれにアラインした仮説立て・ストーリーを作成することが重要です。
この「テーマ設定」と「ニュースバリュー」と「ストーリー」のデザインが非常に難しいのですが、スゴシリョのディレクターは事前の丁寧なリサーチを行った上でサービスや顧客像を正しく理解しながら、こちらの意図を正しく汲んでいただき先回りした提案をしていただきました。
調査開始までの事前準備が「スゴスギ!」
– プロジェクト開始段階で、どのような印象をお持ちになりましたか?
事前準備の段階で、製造業をとりまく過去の調査コンテンツを、丁寧なリサーチで資料にまとめていただき、第三者の視点で分析や提案をいただきました。私たちも他社のプレスリリース・調査資料を当然参考にしていますが、第三者視点での分析や提案は、全て内製で行う場合では得られない価値だと思います。
実は一番最初のキックオフでは私たちが意図していた方向とすこしズレた提案がでてきたりもしたのですが、フィードバックを受けてからの軌道修正とその対応のスムーズさにはとても安心感がありました。
(実際に納品した事前調査資料の一部)

事前のリサーチ・分析を重ねたあとは、仮説をもとに調査リリースのプロットを作成いただきました。
こうした丁寧な準備があったからこそ、前提の方向性に双方同意した上で進めることができ、調査設計時の細かなやりとりも非常にスムーズに進行することができたと思います。
とにかく丁寧な準備と「逆算」での設計が、スゴシリョの「スゴスギ!」ポイントだと思います。
(調査開始前のプロット)
スムーズなプロジェクトは、スムーズなコミュニケーションから
-今回の第1弾プロジェクトは、キックオフから1ヶ月半というスケジュールで、無事公開に至りました
スピーディにコンテンツを仕上げることができたことは、とても満足しています。
特に、「外部委託」によってコミュニケーションのハードルが必然的に上がる中で、お互いの認識齟齬が生まれにくい仕組みを持っていることは、とても良い体験でした。
毎回ミーティングを挟むほどではないが、チャットコミュニケーションだけではどうしてもニュアンスが伝わらない、という場面は、あらゆる仕事で発生していると思います。
スゴシリョディレクターは、毎回の中間納品とあわせてQuden(動画共有ツール)を使って10分ほどの解説動画を送ってくれるので、こちらで確認すべきポイントや背景を理解することができ、円滑なプロジェクト進行に大いに寄与しました。
タイトなスケジュールの中、遅延なく公開まで辿り着けたことは本当によかったです!
(スゴシリョではQudenを導入し、非同期ながら質の高い顧客コミュニケーションを志向しています!)
しっかり作り込んだコンテンツは、息が長い!多くの人にサービスをしってもらう起点に
-今回制作した調査リリースは、どのような反響がありましたか?
専門紙やwebメディアでも多く取り上げていただきました。発表してから1ヶ月後に掲載していただいたメディアもありました。
また、「顧客への提案資料に活用したい」と社内からコメントがあったり他にも活用できる場面が広がっていきそうです。
調査リリースの制作にかける時間や工数を大幅に下げつつ、そのうえで質も高めることができました。2025年もスゴシリョチームと良いコンテンツを作っていきたいと思います。
キャディ株式会社 浅野麻妃 様
塾講師からITベンチャーに転職後、法人営業を経て採⽤⼈事と社⻑秘書を兼任したのち、同社の広報立ち上げを経験。2018年よりキャディ初のコーポレートメンバーとして入社し、メディアリレーションや採用広報PR・ブランディングを管掌。2022年から同社の海外展開に伴いベトナム、タイ、アメリカ拠点の採用立ち上げをリード。2023年10月よりPRに戻り、ブランドコミュニケーションチームにて全社PRに従事。
キャディ株式会社の公式ウェブサイトはこちらから https://caddi.com/