
ひとりでは気づかなかった強みを言葉に。採用・社員エンゲージメントを強化したスゴピ―のnote記事発信支援
公開日時:2025年8月7日
株式会社オーリーズは運用型広告に強みを持つマーケティング支援会社です。各メンバーが複数の領域をまたがって支援にあたる「非分業体制」によって、迅速かつ柔軟なサービス提供を強みとしています。
社内のリソース不足で情報発信ができていなかった
– noteでの情報発信を強化しようと思われた背景についてお聞かせください。
会社の成長に伴い、より多くのお客さまと接点を持ちたい、という課題感が強くなったことが、noteをはじめとするコンテンツマーケティングに力を入れはじめた理由です。
スゴピ―を知ったのは、当社の子会社であるセールスリクエスト社からの紹介です。スゴピ―を選んだ理由は、信頼できる人物からの紹介だったことが大きいですが、費用面がリーズナブルだった点も大きな理由のひとつです。
執筆の過程では、記事を書いていただいた後に我々の方で加筆修正することは、もちろんありました。ただ、当時はリソース不足で自力では動き出すのが難しい状況だったため、この価格でアウトプットの土台を構築してもらえたこと自体に大きな意義があり、とても感謝しています。

「非分業体制」の魅力をスゴピ―が言語化 期待以上の仕上がりとスピード感
-note記事6本の企画・ライティングなどの記事作成を依頼していただきましたが、実際のコンテンツ制作の進め方はいかがでしたか?また、プロジェクトの進め方で何か感じられたことはありましたか?
実際のコンテンツ制作は、事前に用意された質問に沿って、私が話すインタビュー形式で進められました。話すだけでコンテンツが形になっていくのがありがたかったです。質問に答えるうちに、自分の中で考えていることや課題感が整理されていく感覚があり、それらの言葉を引き出してもらえたことに、大いに助けられたと感じています。
印象的だったのは、担当者の高いコミットメントです。例えば、当社の特徴である「非分業体制」についても、深く理解したうえで要点を押さえた文章にまとめてくれたところに信頼がおけました。
そのほかにも、インタビュー中に私が「非分業体制についてまとめた社内資料がありまして…」「自分の仕事のこだわりについて書いたメモもありまして…」と話すと、担当者がインタビュー後に「お話に出た資料を全て共有いただけますか。より深い理解をした上でコンテンツを作りたい」と言ってくださったことです。それらの資料を通じて、会議を重ねるごとに、専門的な話もスムーズに進められるようになったと感じています。
期待以上だった点は、「スピード」と「主体的なスタンス」です。提示するスケジュールを毎回必ず守り、予定よりも早く原稿を提出いただくことがほとんどでした。
「主体的なスタンス」に関しては、1記事目の初稿があがってきたとき、私のイメージと異なる点があり沢山の調整が必要となりました。その際に驚いたのは、担当者が私のフィードバックを受けて、私が何を意図しているのかを改めて言語化して、ご連絡をいただいたことです。具体的には、「断定的に論じるのではなく、自分の考えや経験を話すようなスタイルにしてほしい」とか、「誰かや何かを否定して自分の意見を強調するようなことは避けてほしい」といったことを丁寧に整理してくださって、「とても私っぽい文章です!」と返事したことを覚えています。
記事を重ねるごとにそのスタイルがしっかりと反映されていきました。正直なところ、この料金設定でここまで真摯に向き合っていただけたのは期待を大きく上回るものでした。
note編集部の「今日の注目記事」に! 発信が採用とエンゲージメントに与えた手応え
– 記事はすでにnoteに公開されていますが、反響はいかがですか?
記事公開後、1記事目は「スキ」が366件、2記事目は「スキ」が135件(2025年8月現在)と、想像以上の反応がありました。特に嬉しかったのは、note編集部の「今日の注目記事」に取り上げられたことです。社内メンバーも喜んでくれて、情報発信への意識が高まるきっかけになりました。
スゴピ―チームに制作を依頼した記事によって、主に2つの成果がありました。
1つ目は、採用活動への貢献です。採用チームが、候補者の方々に当社の考え方やスタンスを伝える材料として、この記事を活用してくれているそうです。副代表である私の考え方や仕事への向き合い方に触れていただくことで、会社のカルチャーや思想を理解していただくという流れができつつあります。実際に、note記事が当社に興味を持つきっかけになったという報告も受けています。
2つ目は、組織文化の醸成です。記事を通じて、私たちの価値観を共有し、会社らしさを確かめ合う良い機会になりました。社内メンバーから「自分がこの会社で大切にしたいスタンスが明確になった」「こういう考え方でお客様と向き合いたいと改めて思った」といった感想をもらい、記事が社内の対話のきっかけにもなっています。
(実際に納品したnote記事)
>「自分でやった方が早い病」にかかった副社長が会社を傾かせた話
>結局は「誰が言うか」――15年間のクライアントワークでわかった専門性よりも大事なこと
スゴピ―は自社の隠れた魅力に光を当てる
-スゴピーは、どのような課題を持った企業におすすめしたいと感じますか?
情報発信に課題を抱える企業にとって、スゴピーは心強いパートナーだと思います。
世の中には、素晴らしいサービスを提供していながら、その価値がうまく伝わっていない「宝の持ち腐れ」状態の企業が少なくありません。特に、誠実で実直な企業ほど自社のアピールが苦手なんじゃないかなと思っています。
スゴピ―は企業の強みや魅力を引き出し、それをストーリーに乗せて言語化してくれるサービスです。届けたい想いや自信のある商品・サービスはあるのに、どう伝えればいいか悩んでいる企業、発信したくても時間やリソースが足りない企業にとって、心強いパートナーになると思います。
今後は経営層だけでなく、社員の発信サポートも期待
– 今後の展望を教えてください。
当社は「まるで内製のような外部支援」というコンセプトのもと、マーケティング支援会社として独自の特色を持っていると考えています。今後はM&Aによるグループ拡大や、専門領域に特化したチーム作りを進めていく予定です。
そうした拡大の過程では、新しい仲間も増え、組織も変化していきます。だからこそ、当社の強みや大切にしている考え方を、私を含めたいろんなメンバーの視点から発信していくことが重要だと思っています。スゴピ―チームが制作した記事は、社員自身が自社の価値を再認識するきっかけにもなりました。これからも継続的に発信していきたいと考えています。
株式会社オーリーズ 足立誠愛 様
在学時に現代広告の研究室に所属。実践主導の研究活動を通じて広告コミュニケーションを学ぶ。その後に株式会社ワークスアプリケーションズのインターンシップに参加し、最高ランクの評価を獲得し、同社に入社。ERPパッケージ「COMPANY」導入・保守運用部門のコンサルタントを経て、アカウントマネージャーとして顧客の最終責任を担い、クライアントと組織のROI向上に邁進。2013年より株式会社オーリーズ取締役副社長に就任、事業開発を担う。